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2020年6月1日

屋外防犯カメラについて

 

屋外防犯カメラの設置方法とは?
防犯カメラの屋外設置は不要のTRASCOPEがおすすめ!

防犯カメラには屋内設置用と屋外設置用、LANケーブルの配線工事が必要なタイプや不要なタイプなど様々な種類があり、防犯カメラを設置したい場所や予算によって、防犯カメラを選ぶ必要があります。今回は、屋外に防犯カメラを設置する場合にメリットの高い、工事不要の防犯カメラについてご紹介します。

防犯カメラ屋外設置工事の種類

まずは、防犯カメラを屋外に設置する場合、どのような工事が必要なのかを確認していきましょう。防犯カメラの屋外設置工事は、設置する場所によって必要な工事の種類が異なります。ここでは主な4つの設置工事の種類についてご紹介していきます。

①高所作業
防犯カメラの設置に欠かせないのが高所作業です。脚立やスライダーを使って高い場所での配線作業を行います。高所作業の場合、脚立やスライダーの費用はもちろん、設置場所によっては足場の構築や高所作業車の手配が必要になることもあり、通常の配線工事費用よりもコスト負担が大きくなります。
②配管埋設
配管埋設工事とは、その名のとおり、土を掘ってその中に配管を埋めて配線する作業のことです。配管埋設工事はかなり大掛かりな工事となり、また地面が土の場合とコンクリートの場合では費用が異なります。他の設置工事に比べるとコストも時間もかかるでしょう。
③Wi-Fi環境
防犯カメラで撮影した映像をWi-Fiを通じて伝送するワイヤレスカメラを設置する場合、LANケーブルの配線工事は不要ですが、アクセスポイントの設置が必要になります。防犯カメラの映像データを伝送する場合には、映像のストリーミング再生や大容量データのダウンロードが可能なWi-Fiルーターを設置しましょう。
④ポール建柱
防犯カメラを設置する場所がない時には、ポール建柱といってポールを建て、そこへ防犯カメラを取り付ける方法があります。建物に直接取り付ける方法ももちろんありますが、ポールを建てることで、防犯カメラがより目立ち、犯罪を抑制する効果も高まるでしょう。ポール建柱の場合、ポールの費用に加えて建柱作業費用がかかります。

屋外設置工事不要の防犯カメラもある?

防犯カメラのなかには屋外設置工事不要で簡単に取り付けられるタイプもあります。なぜ工事の必要なく屋外に防犯カメラを設置できるのでしょうか。工事不要で設置できる防犯カメラの特徴やメリット・デメリットをご紹介します。

屋外設置工事不要の防犯カメラのメリット

屋外設置工事不要の防犯カメラを選ぶ最大のメリットは、導入コストを抑えられることです。前述のとおり、防犯カメラの屋外設置工事には高額な費用がかかります。工事の作業費用だけでなく、LANケーブルやポールなどの購入も必要です。

屋外設置工事不要の防犯カメラであれば、これらの工事費用を行う必要はなく、電源さえあれば簡単に防犯カメラを設置することができるため、大幅なコスト削減につながります。

ただし、電源が確保できない場合には電源工事が必要です。

電源工事不要の防犯カメラも

電源の確保がどうしても難しい場所に防犯カメラを設置する場合、次のタイプの防犯カメラを選ぶことで、電源工事も不要となります。

ソーラー式の防犯カメラ
電源工事不要な防犯カメラの種類として、ソーラー(太陽電池)を活用するタイプがあります。太陽光を使って電源供給を行い使うことが可能です。ソーラー式の防犯カメラを太陽光充電が可能な場所に設置することで、半永久的に使用できます。
バッテリー式の防犯カメラ
電源工事不要な防犯カメラの種類としては、ソーラー式以外にも、バッテリー式の防犯カメラがあげられます。バッテリー式のWi-Fiカメラであれば、工事の必要はなく、電源のない場所でも取り付けるだけですぐに使えます。
ただし、バッテリー式防犯カメラの場合、バッテリー交換の手間がかかるというデメリットもあります。

屋外設置工事不要の防犯カメラのデメリット

LANケーブルの配線工事を行わず、Wi-Fiでカメラ映像を伝送するタイプの防犯カメラには設置が簡単にできるというメリットがありますが、デメリットもあります。

Wi-Fiは電波が不安定なケースが多く、通信が途切れやすくなります。また、Wi-Fiアクセスポイントが無い場合には、設置が必要です。 防犯カメラの映像データは大容量です。モバイルWi-Fiや利用するプロバイダーによっては、通信速度制限が設定されている場合もあり、防犯カメラ映像の伝送ができないこともあります。

屋外設置工事不要で運用コストも抑えられる「TRASCOPE(トラスコープ)」

弊社が提供する「TRASCOPE」は、無線×クラウドを活用した次世代映像確認サービスです。TRASCOPEは配線工事不要で屋外に設置することができる防犯カメラです。カメラ自体にSIMカードが搭載されているため、Wi-Fi回線ではなくLTE回線でインターネットに接続することで、電波が届きにくい、通信が途切れるといったデメリットを解消できます。TRASCOPEには他にも様々なメリットがあります。

通信料金を安価に抑えることができる
TRASCOPEは、トリガー監視によって問題が起きた場合のみ映像データを伝送する設定が可能です。必要なデータのみを伝送することができるため、映像データの伝送にかかる通信料金を大幅に下げることができます。
監視映像は静止画と動画で閲覧可能
TRASCOPEは、次の方法により簡単に監視映像を確認することができます。
  1. 定刻スケジュールによる静止画/動画をクラウドへ送信
  2. センサー連動による静止画/動画をクラウドへ送信
  3. 見たい動画をクラウド上で指定しクラウドへ送信
  4. 緊急時:ストリーミングによる現在のカメラ状況確認

さらに、Web管理画面の操作で動画ファイルをダウンロードすることができるため、クラウド経由でパソコンやスマートフォンから監視映像を確認できます。サムネイル検索で、動画ファイルをダウンロードする前に見たい映像のみを指定して閲覧するなど、監視映像を効率よくご活用いただけます。

屋外設置や高所への設置も可能
TRASCOPEは、カメラ用の電源が1つあればどこにでも設置ができるため、これまで設置が難しかった屋外や高所、入り組んだ場所であっても防犯カメラの設置が可能です。カメラ内にSDカードを挿し込むこともできるため、レコーダーの設置も不要です。
さらに屋外設置の場合、電源工事がどうしても難しいというときは、ソーラーパネル+蓄電池の電源システムで設置が可能です。停電対策または災害時における監視カメラの臨時設置に使える災害用パックも用意がございます。
カメラ設置場所を簡単に変更できる
配線工事が不要でどこにでも設置可能なTRASCOPEは、店舗内のレイアウトを変更するときなど、簡単に設置場所を変えられるというメリットもあります。また、小規模な店舗など、録画機(レコーダー)の設置スペースがない場所であっても、TRASCOPEはカメラ内のSDカードで常時録画を行い、必要なデータだけをクラウド上に保存するため、専用の録画装置は必要ありません。
遠隔地やスマホからも閲覧可能
TRASCOPEで撮影した監視映像はクラウド保存されるため、遠隔地やスマートフォンからでもWeb管理画面を通じて閲覧可能です。例えば本社から複数の店舗内の状況を確認するなど、遠隔から効率よく状況を確認することができます。

最後に

今回は、屋外設置工事不要の防犯カメラについて、メリットやデメリットをご紹介しました。屋外に設置する防犯カメラとしては、導入コストだけでなく運用コストも抑えることが可能なTRASCOPEがおすすめです。屋外への防犯カメラ設置をご検討の際は、ぜひ「TRASCOPE(トラスコープ) 」をご検討ください。

ご要望・要件に応じて、ご提案させて頂きますので、お気軽にお問い合わせください。

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