AIカメラと聞くと、スマホを思い浮かべる方も多いかもしれません。ですが、AIカメラはスマホだけでなく防犯対策をはじめ様々なシーンで活用されています。今回は、AIカメラとは何か、AIカメラの活用シーンや弊社の「TRASCOPE-AI」が実現した次世代の防犯対策についてご紹介します。
AIカメラとは、AIアルゴリズムが搭載された高性能なカメラのことです。主なAIアルゴリズムとしては、顔認証、車番認識、ヒトモノ行動認識などがあります。一般的なカメラの場合は監視するという目的のみで使用するケースがほとんどですが、AIカメラでは、防犯対策をはじめ安全管理や混雑状況の把握、マーケティングなど、様々な目的で活用することができます。
AIは人工知能と呼ばれており、人間の脳内で行っていることを、コンピュータの計算で再現したソフトウェアやシステムのことです。AIの特徴としては、「学習すること」があげられます。学習により、人間の言葉を理解することができたり、推論や判断ができたりするようになります。
AIの活用方法は様々です。身近なところでは、スマホのカメラをはじめ、お掃除ロボットなどの家電や囲碁や将棋などの対戦ゲーム、音声認識検索などの検索エンジンにもAI機能が活用されています。また、防犯対策やセキュリティ対策においても、安全な暮らしを守るという目的でAIは広く活用されており、今後も更なる導入・活用が見込まれています。
AIカメラの導入で、私たちの暮らしはどう変わるのでしょうか。安全な暮らしを守るという目的で、AIカメラには次のようなことが期待されています。
街の様々な場所で、指名手配犯のポスターが貼られているのを見かけたことはありませんか。 AIカメラを導入することで、AIカメラが撮影した映像から指名手配犯を検知し、警察に通報する仕組みを作ることができます。事件解決や犯人逮捕の大幅なスピードアップが期待できます。
弊社が提供するAIカメラ「TRASCOPE-AI(トラスコープエーアイ)」は、顔認証や車番認識、ヒトモノ行動認識など様々なアルゴリズムを搭載することが可能です。防犯対策やセキュリティ対策としてはもちろん、危険エリアの管理、鉄道における不審者や侵入検知など、遠隔での統合監視が必要な様々なシーンでご活用いただけます。
監視目的以外にも、たとえば属性分析のAIアルゴリズムを搭載することで、店舗や商業施設、コインパーキングにおける客層(年齢・性別などの属性)分析マーケティングや人数カウントも可能です。多くの従業員が出入りする企業のオフィスや建設現場などにおける勤怠管理や入退館管理にも、TRASCOPE-AIを導入することで、スピーディーな顔認証による出勤時の混雑緩和や不審者の検知を行うことができます。
更に、アルゴリズムの遠隔アップデート等のAIアルゴリズム管理機能やシステム連係機能も充実しているため、高付加価値な映像監視サービスのご提供が可能となります。
今回はAIカメラについて、AIカメラの様々な活用シーンや弊社のAIカメラサービス「TRASCOPE-AI」についてご紹介しました。これまでの防犯カメラは監視目的というイメージが一般的でした。ですが、監視カメラにAI技術を取り入れることで、その可能性がさらに広がります。
安全で快適な暮らしの一助となるAI映像監視サービス「TRASCOPE-AI 」について、より詳しく知りたいという方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。ご要望・要件に応じて、ご提案させて頂きます。